循環型農業への取り組み
小田切牧場では、昔ながらの「循環型農業」にこだわり実践しています。
かつての日本は、人の手で虫や草を除去して、ワラや家畜の糞を堆肥とし、
作物を育てていました。
しかし 近年は、生産性の向上のため、農薬や化学肥料を利用し、家畜のエサは
海外からの輸入に頼るところも増えています。
先代からの遺言があります・・・
1,000頭以上 飼うな!
牛飼いは、田んぼのワラを上げて、堆肥を返すのが仕事。
電話で草を買うなら、牛飼い辞めろ!
これは、需要と供給のバランスが崩れると、家畜の排出物が悪臭や汚染の原因になったり、
地域社会から遊離して、販売先のみを見ている バランスの悪い経営となるからでしょう。
だから 小田切牧場は、自然のサイクルに沿い、地域農村と協力しあう、昔ながらの素朴な
農業スタイル「循環型農業」にこだわっているのです。
肉牛の販売【相対取引】松本市-長野県農協直販㈱松本市市場より
【競り取引】京都市-京都食肉市場京都市場より
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牛糞小田切牧場(東御牧場・中野牧場)における年間堆肥産出量は約1,800t。 |
稲わら稲刈りの後に残るワラは、肉牛のエサや牛舎の敷きワラとして使用します。稲ワラと堆肥を交換することで、年間稲ワラ使用量の100%を地域内の農家から調達しています。 安心安全な土に育てられた農産物
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堆肥小田切牧場産 特選完熟有機肥料 十分に発酵した良質な堆肥は、地域農家 多様な有機肥料利用者
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